去る12月25日 96歳でインダストリアルデザイナーの柳宗理さんが死去されました。
自宅には偉大な彼のデザインした日用の品々があります。
日常の愛おしさを知っていた彼だからこそ生み出せた日常の中で末永く愛され続けられる品々。 それらの品々を眺めるたびに、不思議と日本人としてのアイデンティティーを感じずにはいられないのです。
安易なモノが氾濫、混乱してるこの時代、同じ日本人として、生産する側の人間として奥深くに横たわる彼の想いをしっかりと引継いで、意味のある品々を育んでいかなければと思うのです。
ご冥福をお祈りします。